はじめまして。この度、まつおか動物病院に仲間入りしました、獣医師の豊田恒介(トヨダ　コウスケ)です。
和歌山県にある動物園からやってきました。
前職は動物園の獣医師を12年やっていました。
この病院の中で麻酔銃を構えることは…今のところ予定していません。ご安心ください。

動物園では、パンダ・トラ・ペンギンなど、迫力満点の動物たちの診療と、
繁殖や子育てにも深く関わってきました。
パンダの赤ちゃんにミルクをあげ、トラの出産に立ち会い、イルカの授乳姿勢に感動し、
気づけば「動物の保育士さん」のような日々を送っていました。

また、野外でケガをした動物がいれば、
ネットや麻酔銃を片手に“野山を駆け回る獣医師”として出動していました。
同僚には「今日も帰ってこないかと思った」とよく言われていましたが、
なんとか毎回帰還しております。

麻酔銃を背負って走り回る仕事から、
動物病院で犬猫さんたちに向き合う仕事に変わり、
「平和っていいな…」としみじみ感じているところです。
とはいえ、どんな動物でも“観察力と冷静さ”は共通。
これまでの経験を小動物臨床にも活かしていきたいと思います。

小動物臨床は初めてですが、
“何でも聞けて、なんでも話せる獣医さん”を目指して、
一から丁寧に取り組んでいきますので、どうか温かい目で見守っていただければうれしいです。

また、小中学生向けの教育活動にも力を入れていました。
「動物のウンチで地球環境を語る授業」など、なぜか子どもたちに妙にウケるテーマが得意でした。
そのおかげで、難しい話をわかりやすく説明する技術だけは鍛えられたと思います。

プライベートでは妻と子ども2人の4人家族。
最近は「イヤイヤ期の子供」に対するアプローチと犬猫の歯磨きの方法が似ているな。って、よく思ってます。

これから、飼い主さまと動物たちが安心して通えるよう、
丁寧でわかりやすい診療を心がけてまいります。
どうぞお気軽に話しかけてくださいね。よろしくお願いいたします。

写真は動物園時代のお気に入りの盛れてる写真です！